教え子を性的暴行の元小学校教員、万単位の被害データ削除を拒否「自分の大切なデータも一緒に消すのは…」

教え子を性的暴行の元小学校教員、万単位の被害データ削除を拒否「自分の大切なデータも一緒に消すのは…」

教え子を性的暴行の元小学校教員、万単位の被害データ削除を拒否「自分の大切なデータも一緒に消すのは…」

1 はな ★ :2023/11/14(火) 06:35:05.16

教え子を性的暴行の元小学校教員、万単位の被害データ削除を拒否 被害女児は「泣きながら教室に戻った」
2023年11月13日 10時07分  弁護士ドットコムニュース
https://www.bengo4.com/c_1009/n_16753/

勤務していた小学校で、担任を受け持っていたクラスの女子児童に対してその着替えを盗撮したほか、担任だったかつての教え子(当時10代)へ性的暴行を加えようとした元小学校教員の男性被告人(逮捕当時46)の公判が東京地裁(今井理裁判長)で続いている。11月2日の論告弁論で検察官は男に懲役10年を求刑し、弁護人は弁論で、懲役2年執行猶予4年の判決が相当だと述べた。(ライター・高橋ユキ)

●被害の様子をおさめた動画の所有権放棄を拒否

被告人が勤務していた校⻑から「体を触られた児童がいる」と相談を受けた警視庁が、被告人の自宅を捜索したところ、女児の写真や動画が保存されたスマートフォンが見つかったことから、児童買春・児童ポルノ禁止法違反で逮捕起訴された。その後、10代女性Aさんに対して性的暴行を加えようとしていたことが裏付けられ、準強*未遂罪でも起訴されるに至った。

被告人は「私はAさんを*なんてしていません。当時Aさんとは交際をしていました」と準強*未遂について否認。弁護人も「抗拒不能に乗じて無理やりAさんの意志に反して性行為をしようとしたことはない」と無罪を主張している。

11月の公判では論告弁論に先立ち、児童らの盗撮画像やAさんとの行為を保存していたスマホとUSBメモリについて被告人質問が行われ、これらのデータの初期化や所有権放棄の意向確認がなされた。撮影された当人やその家族は、のちのデータの拡散をおそれる。捜査の過程で押収された記録媒体が被告人のもとに戻った際、再び被告人にデータを見られることにも拒否感を覚えるはずだ。

しかし、保釈されており、車椅子で証言台の前に座る被告人は「(事件に無関係な)他のデータがあるので放棄するつもりはない。USBメモリも中にどのようなデータが入っているかわからないから、放棄するつもりはない」と答えた。何度か同じことを質問されても被告人は「内容を確認しないと所有権放棄については答えられない」と、あくまでもデータの事前確認をしたいと主張した。

データ数は数百といったレベルではなく、万単位である。
●「自分の大切なデータも一緒に消すのはアレなので……」

検察官「あなたが所有していた記録媒体には、5万点とか1万点とかわいせつ画像が記録されていますが、ひとつひとつ選ぶと、相当な時間がかかります。それでも一括消去には応じられないんですか?」

被告人「そうですね」

裁判長も尋ねた。

裁判長「押収されたものに画像や映像データが残っていることで、撮影された方々が流出など不安に思っていることはわかりますか?」
被告人「それは、はい」
裁判長「家族も不安に思っているのはわかりますか?」
被告人「はい」
裁判長「一件一件確認しないと応じられないと言いますが、被写体やその家族の不安、それは今すぐ解消しなくていいと思っているんですか?」
被告人「そういうわけではない。自分の大切なデータも一緒に消すのはアレなので……」
裁判長「一緒に保存した以上、しょうがないとは思わないですか? ひとつの記録媒体にあなたが保存したんですよね」
被告人「あー、まあ、そうですね」
裁判長「不安に思っても知ったこっちゃないと?」
被告人「そうは言ってません」

勤務していた小学校において無断で児童を盗撮したほか、Aさんに対する行為の撮影データを記録した媒体に「別のデータ」も入っているから消したくないという強い意志を見せた被告人に対し、検察官は懲役10年を求刑。撮影データが記録されているスマホとUSBメモリの没収も求めた。

●被害者の幼馴染に「ひけら*ように撮影データを送った」

ここで改めて事件について振り返りたい。

「被告人はAさんが小学校5年生の頃から担任を受け持ち、Aさんを膝の上に乗せるようになり、席替えをしてもAさんだけ被告人の近くの席から変えなかった。5年生の後半、移動教室のために教室を出たAさんに、教室に戻るように指示し、キスをした。その後は毎日のようにキスを求め、顔を背けても抱きしめられてキスを求められたことから、Aさんは抵抗をあきらめるようになった」(論告)

中略

判決は12月末に言い渡される。

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