広島市安佐北区のシカ、「区内の小学生」より多くなる…推計7000頭

広島市安佐北区のシカ、「区内の小学生」より多くなる…推計7000頭

広島市安佐北区のシカ、「区内の小学生」より多くなる…推計7000頭

1 ごまカンパチ ★ :2023/07/27(木) 21:54:04.12

https://news.yahoo.co.jp/articles/fbe8e6697d5a75dcef40a696243c3051ce0d6aae
 宮島(広島県廿日市市)や奈良公園(奈良市)の光景ではない。
政令市・広島市の安佐北区で野生のニホンジカの増加が深刻化している。
市街地や民家周辺に頻繁に出没し、住民は農作物や花木の食害に頭を抱えている。
広島県の調査に基づく推計では区内に生息するのは約7千頭。
区内の市立小に通う児童数(約6400人)を上回っている。

広島県の調査では県内に生息するニホンジカは約5万頭で、20年前の約5倍に増えた。
広島市安佐北区ではもともとの生息地だった白木山系から可部地区などに拡大し、推計で7千頭前後がいるとみられる。
水稲や野菜、果樹が食い荒らされ、広島市では安佐北区を中心に年約1600万円の農作物被害が生じている。

安佐北区のシカは人間を見てもすぐには逃げず、中心部のJR可部駅周辺にも姿を現す。
民家の庭に侵入して警察が出動したり、交通事故の原因になったりするケースも報告されている。

可部学区自治会連合会の深川康規会長(72)は「昔はめったにシカを見ることはなかったのに今では毎日のように遭遇する」と近年の急増ぶりを嘆く。
「農家は困り果てているし、庭や道路脇に花を植えてもすぐに食べられる。住民では追い払うのが精いっぱい。行政が何とか捕獲を頑張ってほしい」と願う。

広島市農政課も安佐北区の現状に「大きな問題意識を持っている」と捕獲に力を入れるが、動物愛護の観点から「シカを駆除しないで」との批判も根強いという。
駆除班などが市全体で年に約1900頭を捕獲しているものの、「減少に転じるにはまだまだ足りない」(同課)のが現状だ。

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