台湾新幹線の新型車両計画 詳細あきらかに 新幹線N700S「輸出」 日立×東芝が1240億円で

日立製作所や東芝、東芝インフラシステムズなどで構成されるHitachi Toshiba Supreme Consortium（HTSC）は2023年5月18日（木）、台湾の高速鉄道事業者である台湾高鐵より新型車両12編成（144両）を受注し、その金額は約1240億円だと発表しました。

 車両は、JR東海道新幹線の最新型N700Sをベースとしたものだそう。納入時期は2026年からを予定しています。

新型車両は、現行の700T車両よりも軽量で空力特性に優れているほか、機器の小型軽量化と電力消費量削減も実現。

さらに、停電時においても低速で自力走行が可能なリチウムイオンバッテリーを搭載します。

台湾の国土は日本よりも小さいため、新幹線の輸出が実現するとより効率的な交通システムが構築されることが期待されますね。

また、新型車両の導入に伴って待ち時間の短縮や乗り心地の向上など、利用者にとってもメリットが多く生まれることでしょう。