旬の縁起物！初ガツオ 愛南・深浦漁港で水揚げ本格化（愛媛）

四国一のカツオの水揚げ量を誇る愛媛県愛南町鯆越の深浦漁港が、旬を迎える初ガツオの水揚げ時期に入った。

連日、一本釣り漁船が寄港し、多い日には約30トンが競りにかかることも。関係者の豊漁への期待とともに港は活況を呈している。 

12日は高知沖に出ていた5隻の漁船が午後に相次いで寄港し、約8トンを水揚げ。仲買人も続々と集まり、サイズごとに仕分けられた黒光りするカツオが市場を埋めると競りが始まった。

 同漁港のカツオは当日に釣り上げられたもので、鮮度の高さが売り。昨年を上回る年間1500トンの漁獲量を目指すという漁協の立花弘樹組合長は「初ガツオは縁起物であり特別。

適度に脂も乗っておいしく、自信を持って薦められる。新鮮な刺し身を味わってほしい」とPRした。