『躑躅』なんて読むの?
「躑躅」は、2文字ともに画数が多く、読みの想像もつかない……という人も多いのではないでしょうか。
正解率が低く難しいこの漢字、なんと読むでしょうか?
正解率が低く難しいこの漢字、なんと読むでしょうか?
【躑躅】
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<正解は>
【ツツジ】
つつじ(躑躅)とは、ツツジ科ツツジ属の植物である。枝分かれが多く、枝や葉にねばねばした毛があるのが特徴である。
春から夏にかけて、枝先に白色や紅色、紫色の花を咲かせる。花の形は漏斗状で、先は五つに分かれている。おしべは十本程度。
「躑(てき)」は、たたずむ、行きなやむ、あしぶみする、「躅(ちょく)」も、あしずりする、あがくといった意味で、「躑躅(てきちょく)」とは、歩行の進まない状態、あしぶみを意味しています。
躑躅を「てきちょく」と読んだ場合には、足踏みをしたり立ち止まったりするなど、躊躇しながら進む様子を意味する熟語である。
ただし、この読み方をしている場合にも、まれに漢語的な用法で植物のつつじを指すこともある。
一説には、つつじの余りの美しさに道行く人が足を止めることから、つつじに躑躅の字を当てたと言われている。