【芸能】神田愛花「“芸能界は向いていないかも”と考えた時期もあった」葛藤した日々を振り返る

【芸能】神田愛花「“芸能界は向いていないかも”と考えた時期もあった」葛藤した日々を振り返る

【芸能】神田愛花「“芸能界は向いていないかも”と考えた時期もあった」葛藤した日々を振り返る

放送作家の高須光聖が、世の中をもっと面白くするためにゲストと空想し、勝手に企画を提案していくTOKYO FMの番組「空想メディア」。3月12日(日)の放送では、フリーアナウンサー・神田愛花さんが登場。ここでは、バラエティ番組に出演するときの心構えについて伺いました。

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左から、神田愛花さん、高須光聖

◆計算して発言しても、うまくいかない

神田:私という人間をなかなか理解してもらえない現場が多くて。発言がちょっと変わっていたりとか、角度がおかしかったりすることを「面白い」とは言っていただけるんですけど、(同じような発言をしても)“シーン”とする現場もあるんですよ。だから、今もそうなんですけど、いつ、どうやって前に出たら良いかが全然わからないんです。

高須:いや、でもそれが今、なんとなく世の中とアジャストしだしているんじゃないですか? 面白がっていただけているというか。松本人志と2人で(神田さんのことを)話しているときに、最初の頃は「突拍子もないことを言うから面白い。でも(扱い方が)難しいよね」っていう感じだったんです。とはいいながら、キャスティング案をあげると、神田さんの名前が出てくるんですよ。

神田:そうなんですか! うれしいです! ちなみに「難しいよね」っていうところを、具体的に教えてもらってもいいですか?

高須(笑)。急に文脈と違う話が出てきたときに、最初の頃は“今のは本気? 計算? どっち?”って分からなかった。それが今では“面白いなぁ”って思える、ちょうどいい感じになってきているなと。

神田:あぁ、私もそういう空気を感じるんですよ(笑)

高須(笑)

神田:(私が発言すると)周りが“計算をしているの? 本気で言っているの?”と考えているような2、3秒の“間”を感じることがよくあるんです。でも、私としては、思ったことは嘘を付かずに自分に正直に発言しよう、ということだけを決めて、バラエティ番組に出させていただいています。

高須:変にきれいごとを言ったり、気を遣いすぎて変なことを言ったりしないということですね。なるほど

神田:“計算して発言しよう”と思っていたときもあったんですけど、全然うまくいかなかったんですよ。仕事も増えなかったですし。

高須:どういうふうに計算しようと思ったんですか?

神田NHKアナウンサーをしているときは、バラエティ番組のMCをさせていただくことが多かったんですけど、プロデューサーから「この席に座った方はこういう役割だから、MCとして、こことここの会話を回すようにしてね」みたいなことを言われていたんです。だから、ゲストの皆さんも、それぞれの役割があって呼ばれていることは頭に入っていたんですね。

逆に自分がゲストとして呼ばれる側になったとき、それを思い返したんですよ。“自分はこういう肩書きがあってこの席に座っているから、こう出たほうがいいんだ”と計算して臨んだんですけど、全然うまくいかなかったですし、自分の(本心では)思っていないことを言っていたので、楽しくないんですよ。

高須:番組のスタッフが演じてほしい自分になろうとするから、(本当の)自分じゃないんですね。

神田:そうなんです。なので、仕事も来なかったですし、“今日、自分は何をしていたんだろう?”という日々が続いて、“芸能界は向いていないかも”と考えた時期もあって。

高須:ええ!?

神田:そのときに、どうせダメになるなら“やり逃げ”じゃないですけど……(笑)

高須:自分のやりたいことをやって、辞めちゃったほうがいいと思われたんですね。

神田はい。そうしたら、お仕事をいただけることが増えてきたんです。

<番組概要>
番組名:空想メディア
放送日時:毎週日曜 25:00~25:29
パーソナリティ高須光聖
番組公式Facebookhttps://www.facebook.com/QUUSOOMEDIA/

神田愛花「“芸能界は向いていないかも”と考えた時期もあった」葛藤した日々を振り返る

(出典 news.nicovideo.jp)

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