【芸能】<Get Ready!>日向亘、芸能界入りのきっかけと俳優業の面白みを語る

【芸能】<Get Ready!>日向亘、芸能界入りのきっかけと俳優業の面白みを語る

【芸能】<Get Ready!>日向亘、芸能界入りのきっかけと俳優業の面白みを語る

日曜劇場「Get Ready!」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)に、若き天才ハッカー・白瀬剛人役として出演中の日向亘。2月26日に放送された第8話では「先輩俳優への想いがより強くなった回だった」と話す。そんな日向だが、子どもの頃の夢は俳優になることではなかったという。芸能界を目指すきっかけとなったのは一体何だったのかを明かしてくれた。

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■「最後まで走り切ろう」と、改めて気が引きしまった

──昨日(2月26日)放送されたドラマ「Get Ready!」第8話では、妻夫木聡さん演じるエースの過去が明らかになりました。

はい。僕が演じている白瀬も、第7話を経て、エースジョーカー(藤原竜也)、クイーン(松下奈緒)に対する信頼関係も強くなっているんですよ。「この人たちとずっと一緒にやっていきたい」という気持ちになっている中で、エースの過去を知ることになったからこそ余計にエースへの気持ちが強くなっていたように感じます。実際に撮影を重ねる中で、僕自身も妻夫木さんへの想いも強くなっているので、そこは自分ともリンクするなと思いながら演じました。ドラマとしても最終章に突入したのが8話。撮影も残り少なくなり、スタッフさんたちとの別れも増えてきて、「最後まで走り切ろう」と、改めて気が引きしまった撮影でした。

──では最終回目前となる、3月5日(日)放送の第9話の見どころを教えてください。

第9話では沢村一樹さんが新キャストとして登場します。この登場によって、物語が大きく動いて、闇医者チームには危機が訪れるんです。そんな中で白瀬がチームをまとめてみんなで危機を乗り越えようと奮闘します。白瀬の成長も感じられる回になるんじゃないかなと思います。

──劇中では、闇医者チームメンバーがそれぞれ過去の出来事をきっかけに人生が変わっていく様子が描かれていますが、日向さんご自身の俳優人生でのターニングポイントを挙げるとしたら何になりますか?

仮面ライダーリバイス」(2021-2022年テレビ朝日系)に出たことです。多くの人に僕を知ってもらえるきっかけにもなりましたし、僕自身も高校を卒業して「お芝居一本で頑張る」と決めたタイミングで出ていた作品でもあったので。もちろん撮影の中でもいろいろ経験させていただきましたし、何よりも自立というか…自分で働いてご飯を食べるという、基本的なことを学んだ時期とも重なって、すごくいろいろなことを学びました。

──「仮面ライダーリバイス」の撮影期間の中で、特に鍛えられたと思うことは何ですか?

仮面ライダーリバイス」の撮影に入るタイミングで一人暮らしをしたので、自分で掃除して洗濯してご飯を作って、その中で撮影もするという生活が最初は大変でしたね。撮影が早朝から始まるので、起きられるかも不安でしかなくて。実際、起きられなくて遅刻してしまったこともありました。でもそれをきっかけにうるさい音の鳴る目覚まし時計を買ったのでもう遅刻しなくなりました!

──着実に成長していますね。

はい。あとは素敵な人たちと出会えたことも大きかったですね。同世代のキャストはもちろんですが、橋本じゅんさん、戸次重幸さん、映美くららさんといったキャリアのある方々と1年間濃密なお芝居ができて。それまでは、この仕事をどこか習い事のような感覚でやっていましたけど、仕事として「楽しいだけじゃない」ということも学んだし、 だからこそ感じるお芝居の奥深さも知って。ファンの方はもちろんですが、業界の方にもたくさん見てくださっていた方がいる作品で、今でも「日向亘です」と言うと「仮面ライダー見てたよ」と声をかけてもらえることがあるんですよ。仮面ライダーの影響力もすごく感じました。

■芸能界に入る前の夢は白バイ隊員だった

──そもそも日向さんが芸能界に入ったのはどういったきっかけだったんですか?

母親と姉が、ノリでオーディションに応募したことがきっかけでした。

──では、芸能界に入るまでの日向少年の将来の夢は?

いろいろありましたね。箱根駅伝(「東京箱根間往復大学駅伝競走」)がめっちゃ好きだったので、箱根駅伝の先導をする白バイ隊員にもなりたかったし、メガネが好きだったので、福井県鯖江市メガネ職人にもなりたかった。あとは小学生のとき野球をやっていて肘を痛めたときにリハビリを担当してくれた人がすごく優しかったので、理学療法士にも憧れたし、東京に出たい気持ちが強くなって「東京の綺麗なオフィスで働きたい」「大手企業のサラリーマンになりたい」という漠然とした夢もあった。だから、もしかしたら(所属事務所の)ホリプロの社員になっていたかもしれないし(笑)

──ということは、それまでは芸能界に憧れはなかった?

なかったですね。もともとめっちゃテレビっ子だったんで、ドラマを見るのはすごく好きだったんです。だけど何せ田舎に住んでいたので、東京への行き方もわからなかったし。それまで東京に行ったのって1、2回しかなかったし。中学2年生のとき、友達と行った竹下通りで無理やり1万円のパーカーを買わされて泣きそうになったことが唯一の東京の思い出です(笑)。それくらい、東京にも芸能界にも遠い存在だった僕が、1年後には一人で電車に乗って東京に来て大勢の大人たちに囲まれて取材を受けたり、カメラの前に立って藤原竜也さんの幼少期を演じたりしていたわけですからね。人生って本当に何があるかわからないですよね。

──興味のなかった芸能界に入り、俳優として活躍している今の人生はいかがですか?

面白いです。それこそ、いろいろな夢があった僕にとっては、いろいろな職業の役を演じられる俳優というのは、とっておきの職業なのかなと思います。もともと医療系のドラマを見たら「医者になりたい」と思って、刑事もののドラマを見たら「警察官になりたい」と思うようなタイプの子供だったので、この仕事がある意味一番正しい選択だったのかなと思います。

──役で白バイ隊員やサラリーマンなどになれるかもしれないですもんね。

そうなんです。メガネ職人役もいつかやりたいなぁ。

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日向亘/撮影=岡田健

(出典 news.nicovideo.jp)

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