第71回ミス・ユニバ―スのナショナル・コスチューム部門がもはやコスプレ大会に
第71回ミス・ユニバ―スのコスプレ大会
1月14日（現地時間）、71回目となるミス・ユニバース世界大会が、米ルイジアナ州ニューオーリンズで開催された。
この大会では水着部門、ドレス部門の後、自国をイメージした衣装で競うナショナル・コスチューム部門があるのだが、年々エスカレートしていき、小林幸子も真っ青の奇抜なコスプレ大会の様相を呈している。
84か国全員のミス・ユニバース代表たちの、あでやかで斬新なるナショナル・コスチュームはYoutube動画で見ることができる。
71st MISS UNIVERSE – EVERY NATIONAL COSTUME (ALL 84) | MISS UNIVERSE
優勝：ミスアメリカ
ちなみに今大会を制したのはアメリカ代表のフィリピン系アメリカ人、ロボニー・ガブリエルさん（28）だ。
彼女は身に着けていたのは、NASAの宇宙センターと月をイメージしたコスチュームである。直径90cmくらいの球形の月を背負い、星をイメージしたドレスで登場し、会場を沸かせた。
衣装も14kgの重さで、歩くのが大変だった感もある。
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ミス・ウクライナ
現在ロシアに侵攻されているミス・ウクライナの衣装のテーマは「光の戦士」ウクライナの自由のための戦いを象徴している。光の戦士が大天使ミカエルのように、兵士の守護者となり国を守る。
ミス・ギリシャ
ギリシア神話に登場する最高位の女神「ヘーラ」をモチーフに。ヘーラの傍らには孔雀が何羽かいるのが分かる。
ミス・オランダ
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ストロープワッフルというオランダのお菓子にインスパイアされた衣装だ。
キャラメル入りのこのクッキーは、オランダでとても人気がある。帽子は紅茶で、ストロープワッフルを浸して食べる方法も提案されている。
ミス・ベトナム
ベトナム南部に古くから伝わる手芸の村をイメージしたコスチューム。愛国的な伝統と生命力にあふれ、天然素材と環境にやさしい素材でできている。
ミス・パラグアイ
世界で唯一、2つの国章を持つパラグアイの国旗に敬意を表した大胆な衣装。手前の星は希望を、奥のライオンは勇気を象徴している。
ホワイトシダーは、英領ヴァージン諸島の国花だ。ピンク色のものが多く、春から夏にかけて群生しているのを見ることができる。衣装は5枚の花びらで、中央の黄色い花粉が強調されている。
ミス・イタリア
この衣装は、ベニスのカーニバルから着想を得ている。カーニバルは古来より、誰もがなりたい自分になることができる。ドレスは赤いシルク製で、手作業で金とスパンコールで装飾されている。
ミス・ベリーズ
ブラジルの豊かな熱帯雨林にある、世界初で唯一のジャガー保護区を表現したコスチューム。中米諸国の美しい自然を彷彿とさせる。
ミス・アルメニア
アルメニアの大虐殺の歴史を思い起こすイメージのコスチューム。ミス・アルメニア代表は難民だった。
デザインは、彼女の民族の弾力性と強さを示し、全体に敷かれた白いカーペットは、平和な未来への呼びかけとなっている。
ミス・ラオス
ラオスのさまざまな民族を表現したコスチューム。部族の布やシルクの柄を使った装飾を取り入れ、ラオスの人々の団結力を表現している。その中心にはラオスの国旗がある。
ミス・グアテマラ
ピラミッド「エル・グラン・ジャガー」とマヤ暦をモチーフにしている。翡翠のネックレスと、マヤ文化の普遍的なシンボルであるジャガーの顔にも注目だ。
ミス・トリニダード・トバゴ
トリニダード・トバゴのカーニバルの歴史は、衝撃的であり、感動的でもある。カーニバルは、必要性、嘲り、誇り、そして革命から生まれた。
カーニバルのすべてを祝うために、霧を幾重にも重ねた装飾の施された黄金のガウンを身にまとっている。
ミス・日本
平和のメッセージを発信するため、折り鶴を使ったドレスで出場。このドレスは、古着の着物や、貸衣装店で使用しなくなった白無垢（むく）をリメイクしたものだ。
各国のナショナル・コスチュームだけをざっくり見たいと言う人は以下のYoutubeがおススメだ。
References:30 Pics Of The Miss Universe Contestants Wearing “National Costumes” | Bored Panda / written by parumo
