【芸能】伊藤英明、慢性腎炎で入退院を繰り返していた少年時代を振り返る「ベッドの上で暇をつぶせるのはテレビしかなかった」 │ とれんどアンテナ速報

【芸能】伊藤英明、慢性腎炎で入退院を繰り返していた少年時代を振り返る「ベッドの上で暇をつぶせるのはテレビしかなかった」

木村拓哉が親交のあるゲストを迎え、人生をしなやかに生きていく様や、ゲストの秘めた魅力や強さに迫るTOKYO FMのラジオ番組「木村拓哉 Flow supported by GYAO!」（毎週日曜 11:30～11:55）。12月のマンスリーゲストは、木村の主演映画「THE LEGEND ＆ BUTTERFLY（レジェンド＆バタフライ）」（2023年 1月27日（金）公開予定）の共演者で、俳優の伊藤英明さんです。12月18日（日）の放送は、自身の少年時代や芸能界入りのきっかけを振り返りました。

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◆入退院を繰り返していた少年時代…テレビで観た映画
伊藤さんは4歳のときに急性腎炎になり、小学生時代の3年間は入退院を繰り返し、その後、慢性腎炎を発症したそうです。伊藤さんは当時を振り返り、「透析を受けなければいけないっていうときに扁桃腺の手術をして、腎炎は回復したんですけど。それまでは、痛い・かゆいはないんですけど、塩分は基本禁止で安静にしていなければいけなくて。だから運動会にはほとんど出たことがないんです。1回ぐらいかな」と語ります。

そんな伊藤さんの少年時代の話に、「全然（闘病していた）イメージがなくて……（プロフィールの）資料に目を通したときに、えっ!? ってビックリしちゃって」と驚く木村。

その後、伊藤さんは中学生時代に病気を克服。少年時代の闘病生活を通して“絶対に後悔しない人生を歩もう”という思いを抱くように。また、入退院を繰り返していた病院生活で映画に触れ、興味を持つようになったそうです。

「振り返ってみると、ベッドの上で暇をつぶせるのはテレビしかなかった」と伊藤さん。当時、俳優という職業のことはまだ理解していなかったものの、映画「敦煌」を観て衝撃を受けたそうです。

（※映画「敦煌」……1988年公開。井上靖さんの同名小説を佐藤浩市さん、西田敏行さん出演で映画化。11世紀・宗が支配する中国を舞台に、シルクロードを渡り新興国・西夏に向かう若者と、砂漠に生きる人々との衝突・交流を描いた歴史大作）

「西田敏行さんが馬に乗って敵の総大将に目掛けて突っ込んでいくシーンを観て衝撃を受けて。“俺もこんな格好をして馬に乗ってやりたいな”と思ったのが、乗馬をやるきっかけになりました」

病気を克服してからは、乗馬に続いて「スキューバダイビングをやったきっかけも、織田裕二さん主演の映画『彼女が水着にきがえたら』を観てから。そのときに、“やりたいな”と思って、大人になってスキューバダイビングのライセンスを取得して、『海猿』（のオファー）がたまたま来たみたいな（笑）」と明かします。

そんな伊藤に転機が訪れたのは18歳のとき。自ら応募した“若手俳優の登竜門”「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で準グランプリに選ばれました。

同コンテストに応募した理由について、「僕の同級生の女の子のお姉さんがアイドルだったんです。で、そのお姉さんから『絶対（芸能界に）向いていると思うよ』みたいなことを言われて、オーディション用紙を持ってきてくれたんです」と明かすと、「その流れもすごいね！」と驚く木村。

伊藤さんは同コンテストをきっかけに芸能界入りしたものの、所属事務所をすぐに辞めてしまったそうです。その後、アルバイト生活を3年ぐらい続けていたことを明かし、「“斫り（はつり）”（※）をやっていましたね。裏原宿とかにあるビルを壊していました」と伊藤さん。

（※斫り（はつり）……建築現場にあるコンクリート壁などの構造物を壊したり、形を整えるために表面を削ったりすること）

そんな“斫り”のアルバイトが、もう一度芸能界に戻るきっかけに。「当時、そのバイトをしているときに、先輩に焼肉屋さんに連れて行ってもらったんです。そこが人気店で並んでいたら、声をかけられたんです。そのときに声をかけていただいたのが、（その後）20年間ぐらいお世話になった社長と仲が良いマネージャーだったんです」と話し、2022年3月まで所属していた事務所・A-teamに入ったきっかけも、偶然の出会いだったと明かしました。

次回12月25日（日）の放送も、どうぞお楽しみに！